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木工芸術スクール

あしあと

    前田健人さん・小野泰子さん(白百合工房)

    • [更新日:2020年12月11日]
    • ID:302
    修了生の写真

    ・前田 健人 さん(平成25年度生)
    34歳
    愛知県出身

    ・小野 泰子 さん(平成29年度生)
    39歳
    愛知県出身

    白百合工房勤務

    問1>今の仕事内容についてお聞かせください。

    作業風景写真1

    (前田)小物やおもちゃの製造をメインに、切削、磨き、組み立て、検品、箱入れまでを従業員みんなで分担して行っています。あと、SNSの更新も不定期ですが任せてもらっています。

    (小野)積木のカットや面取り、研磨から接着や塗装などを行っています。

    問2>今のお仕事でやりがいに感じることは何ですか?

    作業風景写真2

    (前田)イベントなどで出展していたとき、子どもたちが夢中になって遊んでくれる姿を見たときに、この仕事に就けて良かったと強く感じました。

    (小野)さるぼぼをモチーフにしたTUMIBOBOという木の玩具を作っています。地元にたくさんのユーザーの方がおられ、子どもたちの「遊んだことあるよ!」等の声を聞くとやりがいを感じます。

    問3>木工のどのような点に魅力を感じますか?

    作業風景写真3

    (前田)僕はこれまで木製品を嫌いだと言う人に会ったことも聞いたこともありません。そんな誰からも好かれる木製品を作る木工の仕事自体にすごく魅力を感じます。

    (小野)加工次第で硬質さや柔軟さを表現できるところですね。

    問4>木工芸術スクールに入ったきっかけは?

    作業風景写真4

    (前田)26歳のころ、木でおもちゃを作りたいと強く思い、そのためにはまず木工の技術、知識を学べるところはないかと探したところ、ちょうど木工芸術スクールの2次募集(現在の一般募集第2回)がかかっているのを見つけ、応募しました。

    (小野)木工を学べる場を探していて、スクールの存在を知りました。オープンキャンパスで実際に足を運んで、スクールの設備が充実していることや、寮やシェアハウスもあり生活面でもサポートが受けられることから入校を決めました。

    問5>スクールでの勉強が活かされたと思うことはありますか?

    (前田)今の仕事は小物やおもちゃが中心なので、スクール時代とは作るものがガラッと変わってしまいましたが、木材についての知識やPCを使っての製図や写真編集など、授業で培ったスキルは今でも役に立っています。

    (小野)ものを加工するときは、始めから終わりまでの工程を具体的に頭に入れておくということを訓練していたおかげで、作業に無駄がでません。

    問6>入校前の仕事や勉強で活かされたと思うことはありますか?

    (前田)前職は販売職についていました。イベントに立てば販売スキルも必要になってきます。現在の『製造』に加え前職の『販売』スキルで、説得力を持って製品をおススメできます。

    (小野)接客業に従事していたので、今の仕事内容と直接重なることはありませんが、どうすれば効率よく場が回るか(作業が早く終わるか)考える癖は付いたかと思います。

    問7>後輩にアドバイスやメッセージをお願いいたします。

    (前田)僕にとっては何もかもが新鮮で楽しく、あっという間に1年が過ぎていきました。県外から来られている方もたくさんいると思います。1年間だからといって根を詰めすぎず、勉強と同じくらい高山での生活を楽しんでください。この土地が好きになれば、木工がもっと楽しくなる。そんな考えもありかなと思います。

    (小野)現在、新型ウイルス感染症等により、できないこと、我慢しなくてはいけないことがたくさんあると思います。些細な事からでもやりがいを見出し、モチベーションを上げて、仲間と一緒に乗りきってください。