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木工芸術スクール

あしあと

    福西遥さん・福西高典さん(大鹿野工房)

    • [更新日:2021年4月20日]
    • ID:332
    修了生の写真

    ・福西 遥 さん(平成27年度生)
    29歳、岐阜県出身
    高専・大学と建築を専攻し、木工芸術スクールへ入校。
    スクール卒業後は設計事務所を経て大鹿野工房へ。

    ・福西 高典 さん(平成27年度生)
    34歳、大阪府出身
    職業カメラマンとして4年間勤務した後、木工芸術スクールへ入校。
    スクール卒業後は木工メーカーに5年勤め、大鹿野工房へ。

    問1>今の仕事内容についてお聞かせください。

    製作作品写真1
    製作作品写真2

    遥:制作(墨付けから塗装、完成まで)、販売

    高典:制作(木取りから仕上まで)、販売

    問2>今のお仕事でやりがいに感じることは何ですか? また、木工のどのような点に魅力を感じますか?

    作業風景写真1

    遥:それぞれの木の木目や色合いに個性があり、同じものを作っても、ひとつひとつ全く同じものにはならないところに魅力を感じます。制作では、木の個性を活かしたものづくりを目指しています。出来上がった作品が美しく仕上がっているのをみると、キレイだな、可愛いなと嬉しく思います。また、そうしてできた作品をお客様に素敵だねと言ってもらえて、さらには購入してもらえるとやりがいを感じます。

    高典:単純に、何でも物を作るという事にやりがいを感じます。
    その中でも木は自然の物なので、変型していたり、色が変わっていたり、虫が食べていたり、様々な模様があったりと、多種多様です。それを色々工夫しながら一番良い形に完成させるところに喜びを感じています。

    問3>木工芸術スクールに入ったきっかけは?

    作業風景写真2

    遥:ものづくりがしたいと思い、木工を選びました。両親が木工房を営んでいることもあり、木工芸術スクールのことは知っていたので、入校を決めました。

    問4>スクールでの勉強が活かされたと思うことはありますか?

    作業風景写真3

    遥:基本的な道具の使い方
    ノギスやケガキゲージなど、名前も知りませんでしたが、今は必須です。

    高典:機械の使い方や木の性質の理解
    就職時にケガの予防に繋がると思います。

    問5>入校前の仕事や勉強で活かされたと思うことはありますか?

    遥:建築なので、基礎知識やCAD操作など多くのことを活かせていると思います。特に住宅のスケール感が身に付いているのは良かったなと思います。

    高典:前職がカメラマンだったので、作品撮影&編集などの経験は活かされています。営業職もしていたので、イベントなどでお客さんとのコミュニケーションもスムーズでした。

    問6>後輩にアドバイスやメッセージをお願いいたします。

    安全第一。学校では、機械や道具を使う際、まず最初にどうやったら怪我をするか、危険があるかを教えてもらいました。木工の怪我は大変なので、なにより、ご安全に!