就職情報・取得可能な資格

主に自動車整備士として自動車販売会社の整備部門への就職を目指します。また、自動車の安全性の確保、環境保全に関する検査などを行う公的機関にも毎年採用されています。

修了生のうち、国産の乗用車、軽自動車又は輸入車を扱うディーラーへの就職が約80パーセントを占めました。なお、就職率は100パーセント、求人企業数は約80社でした。

※自動車メーカー又は販売会社と特約販売店契約を結んでいる自動車販売会社

自動車整備の現場で最も需要の高い資格は、何といっても「二級自動車整備士国家資格」です。

また、近年、普及が著しいHV（ハイブリッド自動車）やEV（電気自動車）など電気モーターで駆動する自動車の充電装置の整備には、電気の取扱についての資格も求められます。

本校自動車エンジニア科では、こうした資格をはじめ、自動車整備の仕事に求められる、必要な資格を取得することができます。

二級自動車整備士は、「二級ガソリン自動車整備士」と「二級ジーゼル自動車整備士」に分かれます。本校自動車エンジニア科では、この2つの資格取得を目指します。合格率は100パーセントです。

また、国土交通大臣から「一種自動車整備士養成施設」の指定を受けているため、所定の課程を修了すると、国土交通大臣が行う「自動車整備士技能検定試験（以下「検定試験」という。）」の受験資格と実技試験免除が得られます。

本校自動車エンジニア科は、国土交通大臣が検定試験とは別に定めた、社団法人日本自動車整備振興会連合会が実施する「自動車整備技能登録試験（以下「登録試験」という。）」の学科試験の受験資格が与えられおり、この登録試験に合格すると、検定試験の学科試験が免除されます。

したがって、登録試験の学科試験に合格すると、検定試験の学科試験及び実技試験が両方とも免除となり、両方の免除申請により、二級自動車整備士の資格を得ることができます。

なお、修了後の3月末に実施される登録試験に全員受験し、毎年、100パーセントの合格率を維持しております。

自動車整備の業務には、自動車タイヤの空気充てん、HV（ハイブリッド自動車）やEV（電気自動車）の整備など、労働安全衛生法で定める危険又は有害な業務に規定されているものがいくつかあります。

こうした業務を行うためには、労働安全衛生法で定める「技能講習」又は「特別教育」を行い、作業中の怪我や事故など起きないよう学んでいく。

在校中において、下記のとおり、特別教育の修了資格を取得することができます。